長野県佐久市のコミュニティFMラジオ局浅間山

第126回 令和元年9月26日 議事録

放 送 番 組 審 議 会 議 事 録 株式会社エフエム佐久平

1.開催年月日 令和元年9月26日 木曜日(第126回)

2.開催場所 佐久情報センター

3.委員の出席
・委員総数 8名
・出席委員数 5名   
・出席委員の氏名(委員長)黒沢 梢
         (副委員長)伴 重徳
              中村 直子  矢野 健太郎
               桜井 理絵
・欠席委員の氏名 佐々木 岳史  丸山 佐代子
          茂原 啓嗣
・放送事業者側出席者氏名(本社) 室長 藤巻 一敏
                 局長 大谷 幸洋

4.議 題
・聴取番組「WAKUWAKUモーニング」内の「定成淡紅子のリズミックトミック」
     パーソナリティー:中村哲郎 進行役:定成淡紅子さん
     放送日時:9月3日(火)08:40~約20分

・番組全般に対する意見交換

5.議事の概要
今回取り上げた番組の審議の後、放送番組全体への意見、感想を求めた。

6.議事内容  
本 社 本日は、「定成淡紅子のリズミックリトミック」となります。
リトミックとは、19世紀後半にスイスの作曲家が開発した音楽手法のひとつで、人間の聴覚・運動能力・想像力などにアプローチする音楽×動作(運動)のプログラムです。
幼児施設や福祉施設といったところで広く普及されているものとなります。皆様、審議のほど、お願いいたします。

~番組聴取~

委員長 ちょっと毛色の違う番組でしたけれども、皆さんからお聴きになったご感想やご意見などを頂きたいと思います。

○ 今まで参加して聴かせていただいた番組と、企画が違う感じの番組で、朝の時間帯に
軽快な音楽から入って明るい気分になれ、思わず身体が反応して一緒に動いてしまう感覚が、楽しく感じます。単に聴いて頭の中で想像しているものだけではなく、こういった放送の内容も良いのかなと思います。後半の箱太鼓は、私はダンボールをイメージしていたのですが、全然違う感じで、音に言葉を当てていく不思議な感覚がありました。何回か聴いていくと、身体が馴染んで、もっと聴きやすくなってくるのかなと感じました。頭の中で想像しながらなので、1回で聴くには分かりづらかったのかな、繰り返し聴くことによって身体の中に入っていく感覚を覚えられるのではないかと思いました。
朝だけではなく、夕方にも聴けると、疲れた身体に元気が出るかなと感じました。

○ ラジオを聴くのは車の中が多いですが、この時間帯はこれまで聴いたことがなかったですが、番組を初めて聴いて、最初の肩を廻すところとか、運転中、思わず運動したくなる気持ちになりました。最初に定成さんの「元気に吹き飛ばしていきましょう」の声、彼女の声で元気になれる感じが良かったです。箱太鼓は初めて聞いた言葉だったので、私もダンボールというか、紙製のものを想像していましたが、いま写真を見た限りでは、しっかりとした作りで、楽器としては、とても面白そうなものだと感じましたが、これをラジオで初めて聴いた方だったりは、イメージがなかなか湧かないと思いますので、ラジオの中でリスナーがイメージしやすい素材とか形状を案内してくれたら、もっとわかり易くなるかなと感じました。先程、インターネットで箱太鼓を調べてみたのですが、なかなか同じようなものが出てきませんでしたし、ラジオで聴くなかにおいても、わかりませんでしたので、もう少し聴くほうで、イメージできるような工夫があれば良いなと感じました。ただ箱太鼓の音自体は、凄く綺麗な音色ですし、バックのリズムと箱太鼓との音の掛け合わせが、軽快で、朝からルンルンするような気分になる楽しい番組だと思いますし、機会があればまた聴きたいと思いました。

○ 私もこの番組を聴くのは初めてで、最初、何をやっているのかな?とそういう感じで
聴いてました。私もラジオを聴く時は、車に乗っていることが多いので、そのような時は、何をやっているのかわからなくても、なんとなくリズム感がある音楽を流していて、なんとなく楽しさが伝わってくる感じで良いと思いました。今回、評議委員という立場で、実際に何をやっているんだろうと、注意深く聴いていく中で、聴いていけば、わかってくるのですが、ラジオで伝える難しさが、あらためて、わかったような気がします。毎回聴いているリスナーは理解しているのだと思います。
「肩を右へ回しましょう」と運動しながらやっていると思うのですが、そのあたりが、ラジオで伝える難しさかな、という中で、中村アナのフォローがあって、伝えることの難しさを中村アナが体験しながら伝えているところもあり、難しさをわかり易くフォローしている面は、理解できてよかったかなと思います。
全体として、こういった番組がついていることによって、楽しみとされてる方もいらっしゃいますし、今回は、箱太鼓といったいろいろな楽器を紹介してくれるということで、違った意味で、これまでのラジオにはない番組で、またそれも良いのかなと感じました。

○ 皆様が言っていただいたご意見と全く一緒ですけれども、最初に、サンバと定成さんの明るい声で掴みOKで耳にも心地よいという、箱太鼓の音色も非常によかったです。やはりわかりづらいという面がありました。最初に「首を右に~」というところで、例えば、効能とかを伝えていただくと、やってみようかなと思う人、今回は「二学期がスタートしますよ」とのことですから、始まった中で「疲れた方がいれば、この運動すれば効果的ですよ」と伝えることによって、一層の掴みが出来るのではと思いました。
また「長野物産展」がいきなり出てきて、なんのことだろう?と。後になってわかるのですが、それから箱太鼓のこともそうですが、いま私もネットで調べてみても、なかなか出てこなかったということもあり、材質は、C・W・ニコルさんが作っているということでしたので、木なのかな?というイメージの創造性はあるのですが、ちょっとわかりづらいのかなと、このあたりは、審議委員としては、お伝えした方がいいのかなと感じます。
ただ全体的には明るくて、朝8時40分台の番組としては、心地よい、耳触りのいい時間帯であったと思いますので、工夫によってはより一層ファンが増えてくる、また2回、3回、聴いた方は、納豆を食べるとの一緒で、また聴きたいなと、2回、3回で面白味が出てくる、そういった番組なのかなと思います。

委員長 最後のお話のように「納豆のように」というのがありましたけれども、確かにこの番組は、納豆のようにはまっていく感じがあるのかな、そういう番組作りなのかなと思いました。全体を通しますと、定成さんの明るい声、中村アナの合いの手の入れ方、反応の仕方、声の抑揚の付け方、とても楽しそうで、また箱太鼓の独特な音が、耳に心地よく聴けるという部分、全体的に、他にはない面白い番組ではないかと思います。というところが、皆さん共通しているところではないかと思います。また、その中で少し注文というところでは、わかりにくい部分をラジオという特性の中で、どういう風に伝えていくかということをもう少し考えてみるのも良いかとか、また、効果効能、例えば、身体にいいとか、リズム感を養うとか、音楽が子供たちの成長を整えるとか、そういう話が、事前に、局長の方から説明があったので、私たちもその意識で入ってますけれども、番組の中ではそういう説明が無いという状態で始まっていますので、これが、何回か繰り返されているのであれば、そういう番組なのかもしれませんが、端々にそういう言葉を入れていただくことによって、番組のアピールもできるのかな、というところも皆さんのご意見の中にあったように思います。地域の小学校でもやってくださるということですし、もしかしたら、8時40分に、介護施設かどこかで、この番組をかけて、「首を動かしましょう」と聴いてくださっているかもしれませんので、そのレポートも試みたりと、外に出ていって、ライブで今日はどこどこの小学校に来てます、とか、そういう試みも面白いかなということも付け加えさせていただきます。

本 社 審議、どうもありがとうございました。
審議の中で、課題という部分を頂戴しましたので、本日を機に検討をしたいと思いますし、この番組がもっと良くなりますに、前へ進めていきたいと思います。
また出張へという話もありましたので、それを実現できるかどうかも確認して、施設等で行うと効果的というご意見も頂戴いたしましたので、検討してまいります。
本日はどうもありがとうございました。

7.審議機関の答申または意見の概要を公表した場合におけるその公表内容、方法及び年月日
・番審委員・社員・パーソナリティに公表、一部局内に掲示
・配布日及び掲示日 令和元年 10月 2日 水曜日
 
8.その他、参考となる事項
・なし

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