長野県佐久市のコミュニティFMラジオ局浅間山

第127回 令和元年11月28日 議事録

放 送 番 組 審 議 会 議 事 録 株式会社エフエム佐久平

1.開催年月日 令和元年11月28日 木曜日(第127回)

2.開催場所 佐久市 市民創錬センター

3.委員の出席

・委員総数   8名

・出席委員数 7名   

・出席委員の氏名(委員長) 黒沢 梢

        (副委員長)伴 重徳

              中村 直子 桜井 理絵 佐々木 岳史

              丸山 佐代子 茂原 啓嗣

・欠席委員の氏名 矢野 健太郎

・放送事業者側出席者氏名(本社) 局長 大谷 幸洋

 

4.議 題

・聴取番組「伊達孝時 歌って語る歌謡曲」

   パーソナリティー:伊達孝時さん

   放送日時:10月24日(木)08:40~約20分

・番組全般に対する意見交換

 

5.議事の概要

今回取り上げた番組の審議の後、放送番組全体への意見、感想を求めた。

 

6.議事内容  

本日は、10月放送開始の「伊達孝時 歌って語る歌謡曲」となります。

伊達孝時さんは、ミュージカル「テニスの王子様」に出演されたご経験をお持ちの軽井沢在住ミュージシャンです。70年代、80年代、90年代の歌謡曲を中心に語り、そして歌う番組となります。エフエム佐久平で毎週木曜日午後6時30分から放送。全国ネットで毎週月曜午前1時30分配信されております。皆様、審議のほど、お願いいたします。

 

~番組聴取~

 

委員長 これまでとは構成等の毛色の違う番組ですので、いろいろなご意見があるかと思いますので、ぜひ活発なご意見を賜ればと思います。

 

○     30分の中で選ばれた曲は、世代によっては嵌る曲ですけれど、私は殆ど聴いたことがない曲でしたが、よい選曲だったと感じます。声のトーンやテンポは、全国放送の深夜帯を意識されているのかなと感じました。

 

○     全国的に有名な方ですので、そういう方が佐久でラジオ番組を持つということは市民としても有難いことだなと感じます。森口博子さんの歌だったら、森口博子さんからのメッセージを組み合わせてみたりとか、それがまた佐久市民に向けたメッセージであるとか、この方でしか出来ない番組内容だと感じました。知らない曲もありましたが、選曲した想い拘りも伝わってきました。ただ、もっと深堀した方が、よりよく感じます。、時間がゆっくりしている感じ、トーンやテンポも好印象です。最後の歌もご自身の歌ということで、それまで聴いてきたイメージと、いい意味で違っていたところも魅力で、この方の曲をもっと聴きたいなと感じました。こういう方が、佐久をどんどん宣伝していただければなと感じました。

 

○     第一声聴いた時に深夜の雰囲気がありました。夕方の雰囲気ではないですが、個人的には、好きな声、落ち着いたトーンだったと思います。伊達さんのトークも素敵ですが、BGMも流すと更によい雰囲気になるかなと思いました。とても落ちいている声ですので、長い目で見てパーソナリティとしてやってくれる方かなと感じました。ファンの方も全国的についているので、よい人材であると感じました。ただ今後として、毎回毎回、鈴木壮麻さんや森口博子さんといった著名人からコメントを頂くというスタンスが続けられるのであれば続けて欲しいと感じました。森口博子さんが佐久音楽祭に出た際のお話とか、とても懐かしく感じましたので、佐久に所縁ある方とかのコメントも構成として、リスナーとして、身近に感じましたし、構成的にはとてもいい番組になるのではないかと思います。

個人的には、30分番組で4曲は少ないかなと感じました。5曲がよいかもしれません。

 

○     伊達さんの低めの落ち着いた声を聴いた時、夕方の6時半、私は営業に出て回っている時間ですので、そういう忙しい立場からすると、落ち着き過ぎかなと感じました。

本田美奈子さんのイベントに参加したご縁で、鈴木壮麻さんと出会い、曲を紹介する流れだったと思いますが、歌った方からのメッセージをその後に聴くというのは、今までにない形なので、面白いと感じました。佐久で作っている佐久の皆さんに向けた番組なんだなと親近感がありました。番組の最後で聴いた伊達さんの曲は明るく力強く歌っていますので、しっかりと番組の構成が理解できたと思います。

次回はゆったりした時間で、伊達さんの番組を聴いてみたいかなと思いました。

 

○     伊達さんのキャッチフレーズですが、こういったキャッチフレーズがあると人に覚えられやすいのかなと感じました。声も良いし、全国区で流せるような構成で良いなと思います。仕事で疲れた車内で、ふっと聴くにはよい番組で、歌の入り方、人の紹介もきちっと伝えていると思います。

 

○     声のトーン、スピードが心地よくて、夜に聴くとか、夏の佐久の景色を眺めながらは良いと思うのですけれども、今回の回は、やはり深夜向きなのかなと感じました。「歌謡曲」は昭和世代の曲だと思うのですが、その世代をターゲットにしているのかなと感じました。また、番組の中でリクエストやメッセージを募集しているということで、伊達さんが弾き語りしているイメージも強いです。もしかしたら、語りの際にBGMを入れるとスピード感に変化が生じたり、より面白くメリハリが効いてくるので、曲数も4曲でしたが、伊達さんの語りから、もっと沢山聴きたいなと感じるリスナーもいるのでは、と感じましたので、全部流すのではなく、途中でフェードアウトさせるのも一考かもと感じました。

もっとも想いがある曲ばかりでしたので、伊達さんが最後まで聴いて欲しいというメッセージがあるからということも理解できました。

 

委員長 今回はメッセージ性の高い、「希望」とか「生きる」とかの選曲でしたけれども、今回の放送は、台風被害のあった佐久の被災を思い、市民に対する応援メッセージであったりと、全体的に静かな落ち着いた構成でしたが、放送回によっては、コミカルな曲や明るい曲、弾き語りもあるということで、これ一回ではなく、何回か聴くと、番組の良さや個性がより一層、判るのかなという今後期待のできる番組でした。また、そういう観点から、ひとつの放送回ではなく、いくつかの放送回を同時に聴き分けてみるのも、今後の放送番組審議会の開催にあたり、審議方法のひとつなのかなと感じました。

 

本社 審議、ありがとうございました。

審議の中で、評価をいただきつつ、より一層のご期待から、いろいろとリクエストを頂戴しましたので、この番組がもっと良くなりますに、前へ進めていきたいと思います。本日はどうもありがとうございました。

 

7.審議機関の答申または意見の概要を公表した場合におけるその公表内容、方法及び年月日

・番審委員・社員・パーソナリティに公表、一部局内に掲示

・配布日及び掲示日 令和元年 12月17日 火曜日

 

8.その他、参考となる事項

・なし

以上

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