長野県佐久市のコミュニティFMラジオ局浅間山

第139回 令和5年9月28日 議事録

放送番組審議会 第139回 議事録 株式会社エフエム佐久平

1.開催年月日 令和5年9月28日木曜日 午前10時30分~午前11時30分

2.開催場所  佐久平交流センター 第一会議室

3.委員の出席

・委員の総数 8名

・出席委員数 6名   

・出席委員の氏名 

       藤澤 啓司

       桜井 理絵

       上原 卓

       上田 秀子

       中村 直子

       佐々木信秀

・欠席委員の氏名

 中澤 幸二

 宮澤 博美

・放送事業者側の出席者氏名(事務局)

 局長     大谷 幸洋

 書記     平林 千穂

 

4.議題

・聴取番組

 番 組 名:朝生ワイド「佐久平 Good Luck Station ZERO Morning」

 放送時間:朝7時00分~8時59分放送

 担当DJ:佐藤 真生(社員)

 ※上記番組のうち、

  ・朝7:20分~7:29分のフリートーク

  ・野沢中学校の職場体験について部分

・番組全般に対する意見交換

 

5.議事の概要

今回取り上げた番組の審議の後、放送番組全体への意見、感想を求めた。

 

6.議事内容

・事務局

今回、ご審議いただくのは、2023年9月18日放送の生番組、朝生ワイド「佐久平 Good 

Luck Station ZERO Morning」という番組です。朝7時から9時まで放送しており、月曜日から水曜日までは佐藤真生アナウンサー、木曜日は小野木俊貴アナウンサー、金曜日はパーソナリティの平木円香さんが担当して毎朝放送しています。このなかの7時20分から29分のフリートークのなかで野沢中学校の職場体験について話しています。

fmさくだいらでは、生徒さんの希望があれば、参加される学校は違いますが、毎年何校か受け入れをしています。来月には佐久長聖高校の生徒さんを受け入れる予定です。

そのなかの職場体験のプログラムで、生徒さんが感じたこと、どういったやりとりがあったか、実際に生徒さん本人にCMを作っていただき、その内容をリスナーの皆さんにお伝えする内容となっています。内容は生徒さんが自分で原稿を作り、原稿のほかに声を入れたり、BGMも編集しており、ひとつのCMとして完成させ、そのお披露目も兼ねています。

補足ですが、生徒さんご本人、保護者、先生にも了解を得て出演しています。お聴きください。

 

~番組聴取~

 

・事務局 放送は以上です。時間帯的に学校の関係もありますので、直接出演はせず、作ったCMを流すかたちとなりました。こちらについてご審議いただき、ご意見・ご感想をお願いいたします。

 

・委員  佐藤アナウンサーの話し方が遅過ぎず、早過ぎず、はっきり聴きやすい言葉で、項目ごとに分かりやすく、頭に入りやすく話していると思った。ラジオのなかで、佐藤アナウンサーが普段から相手に分かりやすく、聴きやすく話すということをアナウンサーの仕事として高校生に伝えていたのでびっくりした。早口になったり、聴きづらくなったりすることがあるなかで、年配の人でも聴きやすくて良いと思った。

高校生のCMも良かった。佐藤アナウンサーの言ったことがきちんと伝わっていると思った。

 

・事務局  佐藤アナウンサーは7月に入社、10年ほど前にfmさくだいらのパーソナリティをしたあと、エフエムとうみのパーソナリティを続けており、それ以前はNHK富山にも勤務していたので、しっかりとした教育を受けています。

 

・委員  オープニングが朝っぽくて軽快で良いと思った。内容は野沢中学校の職場体験だけであったが、今時の中学生が作ったCMを聴いておもしろかった。佐藤アナウンサーのしゃべり方は重い感じがした。はっきりなのは良いが、原稿を読んでいる感じがして、軽快さがないと思った。内容は良いと思う。

 

・委員 佐藤アナウンサーの話し方が分かりやすく聴きやすい話し方だった。冒頭で趣旨をしっかり説明されていて、こういうことで番組を作ったということが伝わってきて非常に良かった。伝えるということに対して、ラジオ放送に限らず、仕事や生活のなかで伝え方が大事な部分をさりげなく皆にしっかり教えて頂いた、教わった。改めてそういった認識を持てた。

中学生が作ったCMはコンパクトで良く出来ていた。職場体験に来て電波に乗せてもらえた事は子供たちの励みにもなり、いい思い出にもなったと思う。他の中学校の職場体験の場合はどのような内容になるのか、また電波に乗せなければいけなくなるのか、ラジオの仕事は他にも裏方の仕事があると思うが、どのようになるのか、先々、楽しみに思う。

 

・事務局  毎年4、5校から職場体験の希望がある。今回の生徒はアナウンサー希望であったが中には技術者を希望する生徒もいる為、プログラムとして、生放送中に社員と一緒に体験してもらう事もある。特に男子生徒の場合は裏方を希望する生徒もいる。

 

・委員  朝の時間帯ということで、音楽も軽快で入りやすい。佐藤アナウンサーの話し方は他の番組の話し方とは違ってゆっくりで、この時間帯はいつもとは違うと感じた。最後の方で「学生さん達が携帯で聴いていると思います。」と仰っていて、聴いている学生のことを意識しながら、初心に返ったような話し方で分かりやすく話していると感じた。非常に聴きやすく、音の強弱があって、聴いている側が引き寄せられる感じ。佐藤アナウンサーが学生に説明している情景が浮かんでくる感じがした。

日ごろ分かっていても、改めて地元のラジオ局の役割を冒頭に説明したことで、聴いている側も一緒に地元ラジオ局の役割を感じられたと思った。「伝わるように伝える。」という心がけを自分にも置き換えてみたいと感じた。

中学生のCMに関して、短時間でまとめたといことであったが、普段の子供たちの会話とは違い、仕事をしているプロに近い感じで良い経験が出来たのではないかと思う。小、中、高で職場体験が実施されているが、大勢が体験することで将来、大きな夢を持つきっかけになれば良いと思う。

 

・委員  とても良い番組だと感じた。学生が職場体験できるという事が自分の時代にはなかった為、今の子供は非常に良いと思いながら聴いていた。学生たちが

30分という短いなかで、音楽を考えたり原稿を考えたりして20秒のCMを上手にまとめて作ったと感じた。今回の学生はアナウンサー志望ということで、自分がなりたい職業を体験できたことは、貴重な体験だと思った。

 佐藤アナウンサーの話し方は聴きやすくて非常に良いと思った。ラジオ局の役割について、改めて認識ができた。災害時等の時はラジオを利用し情報を確認していきたい。10分間のフリートークの中の随所にラジオの役割やアプリの紹介もしていてとても良かった。「伝わるように伝える。」という言葉が印象的。アナウンサーに限らず、みんなにとって大切なこと。自分も考えながら伝えていきたい。伝え方のなかで熟語を言い換えるということに関して、サンプルが欲しかった。

 

・委員  コミュニティエフエムの役割として、災害時にいちばん身近に情報を取れるといことがある。それを使命としているところが分かる内容だった。普段からそれを伝えることで、リスナーへのアナウンスにもなっていることを強く感じた。

中学生の職場体験について、体験した二人の感想もあると実感が出たと思う。普通に就職することをしたくない子供が増えている。職に対する興味がないなか、一生懸命働くというところを目指す発信源になる良い。身近な年代の子供たちから発信することで、同世代が共感できると思う。色々な業種、業態を数多く体験しながら、自分も体験したいと思えるような、その例になるような放送にしてもらえるとおもしろい。他の職場の体験についても取材してもらえるともっと広がりが出て、色々な職業を紹介出来ると思う。

 

・事務局

 委員の皆様ご意見ありがとうございました。

審議対象番組ほか、放送全般にわたり、何かございますか。

(出席委員・全員特になし) 

 

審議、ありがとうございました。いただいたご意見・ご要望を今後の番組作りに活かしていきたいと思います。コミュニティFM放送局として、地域の、佐久の魅力を発信していく取り組みについて、引き続き努力して参ります。

本日はどうもありがとうございました。

 

5.審議機関の答申または意見の概要を公表した場合におけるその公表内容、方法及び年月日

 

・番審委員・社員・パーソナリティに公表、一部局内に掲示

・配布日及び掲示日 令和5年 10月23日 月曜日

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